2005/04/18
値段を掲載しているものがありますが、部品代 補修 追加塗装 代車代などが
含まれています。同じような作業をした場合でも、金額が変わってくることが
ありますので注意してください。
カリーナ 全塗装 軽いレストア
![](zenntosou591.JPG)
古めのカリーナです。全塗装なんですが、錆が結構あるため
補修がメインになります。
![](zenntosou596.JPG)
なんていうエンジンでしたっけ?
![](zenntosou598.JPG)
なんとツインプラグです。
昔はトヨタもこんなエンジンを作ってたんですねぇ。
![](zenntosou592.JPG)
今回補修する中では一番ひどい、左リヤフェンダーの補修です。
一度補修されているそうなんですが、全体的に錆が浮き
かなりの損傷が予想されます。
![](zenntosou599.JPG)
色を剥がしてみたところ
やはり、かなりの部分で穴が空きます。
![](zenntosou600.JPG)
このあたりは前回の補修部分です。
溶接で鉄板がつけてありますが、溶接した回りがさびています。
錆の補修方法はただひとつ、取り除くしかありません。
しかし今回の補修は予算が優先されます。
![](zenntosou605.JPG)
![](zenntosou606.JPG)
錆のひどかったフェンダーアーチ部のみ鉄板で作りました。
問題はそのあと、ここからどうするかです。
もちろん普通に補修するなら鉄板を貼り付けていくんですが、その作業をするには
リヤ回りの内装を全て外す必要が出てきます。
さらに、中途半端な溶接を使った作業は、すぐに錆びてきてしまいます。
ですので、ここからほとんどパテを使った作業にしました。
パテなら塗る前にいくらでも防腐処理ができ、熱で防腐処理が
溶けることもなくなりますし
もし剥がれてきてしまったとしても、そこだけやり直しが利きます。
10年以上の耐久性を持たせたい場合はしっかり直すべきですが
そこまで必要ない場合や、予算が厳しい場合は
出来る限り手を抜くべきです。
中途半端に直すのが一番効率が悪いです。
![](zenntosou604.JPG)
トランクのボディー側、水路の部分です。
錆で穴が空き、水がトランク内に入ってしまっていた場所ですが
こちらは溶接のみで直します。
裏側に手が入るので、パテより溶接の方が簡単です。
![](zenntosou607.JPG)
![](zenntosou608.JPG)
補修個所アップ
プラサフを塗って、補修完成です。
他にも細かい部分で錆穴を補修しました。
![](zenntosou610.JPG)
完成
同色での塗装になります。
![](zenntosou611.JPG)
一番ひどかったフェンダー部分です。
パテだろうが鉄板だろうが、ちゃんと直せば見た目にはわかりません。
![](zenntosou612.JPG)