2005/04/18

値段を掲載しているものがありますが、部品代 補修 追加塗装 代車代などが
含まれています。同じような作業をした場合でも、金額が変わってくることが
ありますので注意してください。


 

カリーナ 全塗装 軽いレストア

古めのカリーナです。全塗装なんですが、錆が結構あるため

補修がメインになります。

なんていうエンジンでしたっけ?

なんとツインプラグです。

昔はトヨタもこんなエンジンを作ってたんですねぇ。

 

今回補修する中では一番ひどい、左リヤフェンダーの補修です。

一度補修されているそうなんですが、全体的に錆が浮き

かなりの損傷が予想されます。

色を剥がしてみたところ

やはり、かなりの部分で穴が空きます。

このあたりは前回の補修部分です。

溶接で鉄板がつけてありますが、溶接した回りがさびています。

 

錆の補修方法はただひとつ、取り除くしかありません。

しかし今回の補修は予算が優先されます。

錆のひどかったフェンダーアーチ部のみ鉄板で作りました。

問題はそのあと、ここからどうするかです。

もちろん普通に補修するなら鉄板を貼り付けていくんですが、その作業をするには

リヤ回りの内装を全て外す必要が出てきます。

さらに、中途半端な溶接を使った作業は、すぐに錆びてきてしまいます。

ですので、ここからほとんどパテを使った作業にしました。

パテなら塗る前にいくらでも防腐処理ができ、熱で防腐処理が

溶けることもなくなりますし

もし剥がれてきてしまったとしても、そこだけやり直しが利きます。

10年以上の耐久性を持たせたい場合はしっかり直すべきですが

そこまで必要ない場合や、予算が厳しい場合は

出来る限り手を抜くべきです。

中途半端に直すのが一番効率が悪いです。

 

トランクのボディー側、水路の部分です。

錆で穴が空き、水がトランク内に入ってしまっていた場所ですが

こちらは溶接のみで直します。

裏側に手が入るので、パテより溶接の方が簡単です。

補修個所アップ

プラサフを塗って、補修完成です。

 

他にも細かい部分で錆穴を補修しました。

完成

同色での塗装になります。

一番ひどかったフェンダー部分です。

パテだろうが鉄板だろうが、ちゃんと直せば見た目にはわかりません。

 

簡全塗装

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