2003/09/29

値段を掲載しているものがありますが、部品代 補修 追加塗装 代車代などが
含まれています。同じような作業をした場合でも、金額が変わってくることが
ありますので注意してください。


ベンツ全塗装

ベンツ全塗装です。

Cクラスだよね?あいかわらず外車はよくわからんです

 

今回塗る色は黒。

ベンツの黒と悩みましたが、豊田市なのでトヨタの黒(202)になりました。

ほとんど一緒ですけどね。

今回は中まで塗ります。

まずはボンネットの中

ドアの中も塗ります。

トランクの中もです。

ただし、すべて部品奪着無しでマスキングのみで塗ります。

これは黒だからできる技で、目立つ色では難しいです。

ドアの中の細かい部分など、完全にマスキングは不可能で

どうしてもぬれない部分や、パーツに色がかかってしまう部分が

出てきます。

きれいに仕上げたい場合は、ドアを外すことを

おすすめします・・・が、値段は跳ね上がってしまいます。

ウイングを外して塗らないといけません。

あと、このエンブレムも外さないとだめですね。

ウイングを外したあとに残っていた、強力な両面テープを

削っています。かなり手間がかかります。

きれいにしたところ。

この道具がないと、時間が大幅に違ってきます。

スリーポインテッドスターは両面テープではなく、はめこみでした。

普通の車だと塗れない場合があるサイドミラーも、

この形なら外さずに塗れそうです。

そんなわけで、全体を320番の機械研ぎをします。

細かいところは手で。

このあと水研をしますが、まずは中を塗ってからです。

これは塗ったあと。

本当に、丸一日がかりでマスキングです。

人生の先のことまで考えてしまうような、気の遠くなるようなマスキング地獄。

頭とテクニックが要求される、地味だけど大変な作業です。

それに比べれば、色を塗るなんて一瞬ですみます。

中は足付けも十分にできないので、塗料の接着剤(ミッチャクロン)も併用しました。

リヤウイングは完全に別で塗装。

マスキングから開放されます。

中が塗り終わってから、ボディー全体を600番程度で水研します。

これは、中を塗ったときのミストがボディーに付着するためです。

 

ここまでやって、やっとボディーの塗装準備です。

外に見える部分だけではなく、ドアの隙間なども考えられて

マスキングがしてあります。当然時間もかかりますが

中を塗ったときのマスキングより、はるかに楽です。

 

あとは通常どおり塗装です。

しゅうりょ〜う・・・ではなくて、ここから磨きに入ります。

黒なので磨きも大変です。

磨き終了

写真では艶の違いなんてわからないので少々不満。

ちゃんと中まで塗られています。

ここまでやって約16万円でした。

 

簡全塗装

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