2006/12/31

値段が書いてあるものもありますが、部品代や送料 追加作業などが含まれている
場合があります。同じような作業をしたとしても同じ金額にはなりませんのでご注意ください。


R32 GT−Rです。

外観は綺麗ですが、不幸にもホイールを盗まれてしまい

その際の無理なジャッキアップによりゆがんでしまった左右サイドシルを

補修するのが主目的になります。

その他にも、スカイラインのウィークポイント

クォーターパネルの錆穴補修

 

ちゃんと直すためには、最低でもクォーターパネルの取り外し。

できれば交換が必要になりますが、最低でも30万コースなので

今回は錆びている部分の鉄板の切り貼りになります。

 

錆びている部分をすべて切り取り、形に合った鉄板の製作

 

そして溶接

以後、修正 塗装とすると・・・

こんな形になります。

 

で、肝心のステップ部分の補修ですが

無理なジャッキアップ部分補修はそれほどたいしたことは無いのですが

それ以外で、過去に一度フロアをぶつけているようで

かなりフロア全体に変形が見られます。

助手席足元

運転席足元

写真ではそんなにたいしたこと無いように見えますが、残念ながらちゃんと修理するためには

内装全取り外し、ミッション取り外しまで伴う大修理が必要になります。

予算と、走行にはそれほど支障が無い部分なので、できるところまでの補修で

とどめます。

それでもフレーム修正機で下側に引っ張り出すぐらいのダメージは受けています。

 

今回メイン修理場所のサイドステップ

アウターは交換なので、とりあえず切り取ったところ。

やはり内部も錆でひどいことになっています。

 

とりあえず錆を取り除き・・・

なくなった部分に鉄板を繋いで、さらに下側にアングルを溶接して

ジャッキアップポイントを補強しています。

これでよっぽどひどいことをしない限り、ありがちなジャッキポイントを

折ってしまうことも無いでしょう。

アウターを被せて溶接。

完成すると、こうなります。

 

あとは各部の穴埋め。

結構な数があります。

 

広い部分は2〜3ピースにわけて鉄板を製作

ホイールアーチ部分は、以前に補修を受けている部分があり、

インナーまで錆びてなくなっていたので再製作。

各部を溶接で塞ぎ・・・

 

塗装前段階まで完成

これを塗装すると・・・

サイドステップは再使用しましたが、変形までは直らずに

下側を覗くとちょっと浮いてしまっています。

 

 

こんな感じになりました。

部品代込みで270000円ほどになりました。

 

職人軽補修

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